(N21-25) ひらめき☆ときめきサイエンスを実施

10月16日に、ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI「資源循環工学の面白さを学ぼう~廃棄物が環境浄化に役立つ材料に生まれ変わる!~」を実施しました(最終案内)。緊急事態宣言の解除日を予測してこの日に延期したものの、実際にひらときが行えるかどうか、直前まで不安が残りました。何とか無事、開催することができました。

午前中は、開講式、オリエンテーション、村山先生の講義、大阪大学・鈴木賢紀先生の招待講演を行いました。午後からは、ポーラスガラスの作製と細孔構造の観察、廃棄物からのイオン除去材の合成、水中の色素の吸着除去について、それぞれ実演・実験を行いました。密を避けるために、様々な制限を設けざるを得ませんでした。昼食も提供できませんでした。研究室学生との交流の場であったクッキータイムは、研究室紹介スライドを見ながらの黙食となりました。

夏休み期間中から10月の土曜日に開催日を延期したことや、緊急事態宣言が解除されてからの期間が短かったことが影響しました。残念ながら、当日に至るまで参加者のキャンセルが相次ぎました。それでも、6名の中高生の皆さんが関大を訪れてくれました。本企画にご参加いただき、誠に有難うございました。アンケートの結果から、参加者の皆さんが喜んでくれたことがわかりました。「コロナの影響がなければ・・・」と感じずにはいられません。

招待講演および実験をご担当頂いた鈴木先生には、終日、ひらときにご参画頂きました。多大なるご尽力を賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。ひらときの準備、実験内容の企画や当日の補助作業から、研究室紹介の資料作成と発表、会場運営や参加者の誘導に至るまで、実施協力者を担当してくれた資源研学生のM2高岡君、B4井上君、岩本さん、扇田さん、廖さんが頑張ってくれました。研究支援グループの辻さんには、事務作業等でお世話になりました。この場を借りて、学内関係者の皆様にお礼申し上げます。

会場のスクリーン
会場入口の掲示物
当日の配布物
開講式
オリエンテーションと村山先生の講義
大阪大学・鈴木賢紀先生の招待講演
鈴木先生の説明(実験開始前)
マイクロスコープによるポーラスガラスの細孔構造の観察
作製したポーラスガラスの目視観察
実演・実験前の説明
廃棄物からのイオン交換体の合成(実演)
様々な有機色素の吸着除去実験
クッキータイム(研究室紹介スライドの上映)
未来博士号授与式