
2026年6月27-28日開催の土木史研究発表会@熊大にて、
関大景観研からは以下4編の研究発表を行いました。
土屋諒太郎・林倫子,近代河川改修以前の姉川・草野川堤防の変容要因 -沿川集落との関わりに着目して-,土木史研究・講演集,Vol.46,pp.35-45,2026.
林倫子・松下葉,淀川水系の河川堤外地における農業生産と洪水との関係,土木史研究・講演集,Vol.46,pp.47-55,2026.6
松山聡一郎・林倫子・榎本碧・岩田圭佑・寺村淳,地形および土地利用に着目した十勝川水系の霞堤群計画時の検討要素の分析,土木史研究・講演集,Vol.46,pp.65-76,2026.6
林倫子,関西支部における選奨土木遺産の評価基準 -「事業」と「構造物」のはざまで-,土木史研究・講演集,Vol.46,pp.119-124,2026.6

同日開催のシンポジウム「災害からの復興と土木史」では、林が登壇し、
「<災害の記憶>を<歴史>化する ―滋賀県水害履歴調査の取り組み―」のタイトルで話題提供しました。
12年目を迎えた水害履歴調査に関してお話したのですが、近年特に考えている、
地域の方々との「歴史実践」の場としての可能性について述べました。
いろいろな方から「今後の土木史研究の可能性を感じた」とのご感想をいただけて嬉しかったです。
何のために土木史を研究するのか、常に考えながら、地元や史料と向き合い、今後とも精進いたします。

当研究室OBの土屋諒太郎さんが、
令和8年度土木学会土木史研究発表会 優秀講演賞(学生)を受賞しました!
彼の修論の成果ですが、この研究を昨年度末にとりまとめていたとき
いつも二人で「この研究面白いなー!」と楽しんでいたので、その成果を皆さんにお裾分けできてうれしかったです。

学会での口頭発表は初めてでしたが、不思議と緊張することなく臨むことができました。
質疑応答では、先生方からの貴重なご意見をいただき、まだまだ課題の残る研究だと改めて感じつつも、
さらにより良いものにさせていきたいと思いました。
反省点の残る発表とはなりましたが、結果としては優秀講演賞をいただくことができました。
今回の研究は、林先生はもちろん、
滋賀県内の関係者様や他大学の先生方のお力添えをいただきながら、なんとか形にすることができたものとなります。
改めて研究に関わってくださった方々にお礼を申し上げたいです。
4月から社会人になり、平日に仕事をこなしつつ隙間時間でスライド資料を作る日々は非常に大変でしたが、
頑張ってよかったと思います。(土屋)
景観研究室は、発足から9年目を迎え、特に院生の皆さんの頼もしさが光る研究室になってきました。
世の中を少しだけ楽しく面白くできるように、みんなで頑張りましょう。

わざわざ自転車で見に来てくれた(!)M2の豊田君と、土屋君、松山君と一緒に。会場の熊本大学で。