報告者
文学研究科 2年次 李逸飛
渡航先
中国 広東省深セン市(深セン大学)
研究活動期間
2023年10月12日 ~  2023年10月16日

目的・概要


 中国の深セン大学で行われた「第18回中国日本文学研究会全国大会・国際シンポジウム」(2023年10月13日~2023年10月15日開催)で研究発表するために参加しました。シンポジウムで三島由紀夫「幸福号出帆」の作品研究を口頭発表し、ほかの参加者の発表と日本文学研究に関わる先生たちの講演を聴講しました。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 中国国内で日本文学研究に関わるいちばん規模の大きい学会のため、大学の先生と研究者が多く参加していました。発表者もほとんど各大学の先生でした。(院生発表者としてかなり緊張していました)おかげでベテラン研究者の発表をたくさん聴講し、とても勉強になりました。名高い先生による講演も拝聴し、日本文学研究の方向性について、日本と中国との違いを理解しました。

 また、ある大学の先生から発表のフィードバックをいただき、それをきっかけに先生と知り合って嬉しかったです。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 海外の学会やシンポジウムは、研究活動を行う場所だけではなく、貴重な交流の場でもあります。海外研究者との交流で自分の研究視野を広げることができますので、機会があればぜひ参加してみてください。