目的


 高度な知識・技能を修得しつつある博士課程後期課程学生が、卓越した「考動力」を発揮して様々な社会課題に取組み、その解決に貢献できる研究者もしくは高度専門職業人として自立して活動することができるよう、経済的支援を強化することにより、専門領域の研究に専念できるのみならず社会に貢献できる自身の将来像を描ける環境を総合的・包括的に整備することを目的とします。

概要


 本人材育成プロジェクトでは、博士課程後期課程学生に対し2つのプログラムを融合かつ併行させて学生に提供します。

 一つ目は、人文・社会科学分野と自然科学分野の学生双方に向けた産学連携・地域連携プログラムを提供します。二つ目は、企業等のマネジメント担当者、連携協定自治体等と協力して行う専門的キャリア支援プログラムです。

 この2つのプログラムを通して採用者は、卓越した「考動力」を養い、社会的課題解決に向かって未来を切り開く挑戦的で融合的な研究を推進する能力を高め、そして研究と実社会にまたがるトランスファラブルスキルを醸成できます。

採用者への経済的支援


経済的支援として、生活費相当額のほか、研究面においては「次世代博士研究員」の身分を付与し、研究奨励費等として基盤研究費に加え、採用時の研究計画に応じた「挑戦支援研究費」及び国際的な研究活動に対する「国際活動経費」を支給します。