報告者
外国語教育学研究科 3年次 田中晶子
渡航先
フランス(リヨン高等師範学校 (ENS Lyon))
研究活動期間
2023年7月15日 ~  2023年7月23日

目的・概要


 2023年7月17日から7月20日まで、フランスのリヨン高等師範学校 (ENS Lyon) で開催された国際応用言語学会 (AILA 20th World Congress)に参加を致しました。今回、 “Parental influence on children’s L2 English Motivation”というタイトルで口頭発表をするための渡航でした。

 初めての海外での国際学会発表で、少しばかり緊張しましたが、発表を通して海外の研究者と対面で直接議論できたことは貴重な経験となりました。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 今回の学会では、ヨーロッパの研究者が多く参加しており、特に質的研究や研究の方法論などに興味を持ってくれたように思いました。口頭発表後にフランスの博士課程の学生が、研究アプローチについてもっと教えて欲しいと話しかけてくれて、お互いの研究分野における研究法やアプローチなど、色んな話をしながらお互いの研究について語り合えたことで、自分の博士課程の研究を見直し、違う角度からも考えることができたと思っています。

 また、著名な研究者にも発表に足を運んで頂き、直接フィードバックを頂けたことに大変感動致しました。少しばかり自信につながり、次の新たな目標もでき、自分の中でステップを踏める良い経験でした。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 今回は国際学会での口頭発表ということで、活動報告をさせて頂きました。海外で開催される学会は、世界での研究のトレンドがよく見えます。また、著名な研究者から直接フィードバックを頂けたり、議論したりする機会が豊富です。自分の研究を積極的にアピールし、他研究者と交流することはとても貴重だと感じました。国際学会にどんどんチャレンジできたら、ますます研究の幅が広がると実感いたします。

 関西大学大学院「考動力」人材育成プロジェクトは、チャレンジする機会をたくさん与えてくださっています。思いっきり色んなことに挑戦してみて下さい。