
| 報告者 |
| 総合情報学研究科 2年次 田崎丈太郎 |
| 渡航先 |
| フランス パリ(CNAM) |
| 研究活動期間 |
| 2026年10月3日 ~ 2026年10月12日 |
目的・概要
今回、フランス・パリのCNAM(フランス国立工芸院)で開催された国際会議ICEC 2026に参加し,自身の研究成果を発表した.
本会議では2件の登壇機会を得た.1件目は博士後期課程の学生が今後の研究計画を議論するDoctoral Consortiumでの発表, 2件目は投稿日当時ジャーナル論文として取り組んでいた研究内容の中間報告(Work in Progress)としての発表である.
現地の様子や渡航を通じて感じたこと
これまでアジアやアメリカへの渡航経験はあったが,ヨーロッパを訪れるのは今回が初めてであり,非常に新鮮な体験であった.同じ欧米圏であるアメリカと似ているようで微妙に異なる独自の空気感があり,特に街並みを彩る歴史的な建築物の数々は強く印象に残っている.
一方で,昨今のユーロ高と円安による物価の高さも,現地で身をもって体感することとなった.コカ・コーラが1本4ユーロ(約720円)だったのが衝撃だった.
また,多様なバックグラウンドを持つ現地の研究者たちとの交流は非常に有意義であった.EU圏は多くの言語が混在する地域であるが,共通語としての英語を介することで,国境を越えて深い議論を交わすことができた.グローバルな研究コミュニティにおいて,英語がいかに重要なコミュニケーションツールであるかを改めて痛感した.
今後、海外で研究活動をする関大生へ一言
ヨーロッパへの渡航は多額の費用がかかったが,外国の研究者との交流や現地の空気を肌で感じたこと,ルーブルやオルセーでの美術鑑賞など,出費に見合う非常に有意義で貴重な経験を得ることができた.今後,海外での研究活動を目指す関大生には,ぜひ積極的に挑戦してほしい.
ただし,危機管理には留意が必要である.私が滞在した直後に現地で高校生の暴動が激化し,今回は運良く巻き込まれずに済んだ.海外を訪れる際は,現地の治安や国際情勢の情報収集を怠らず,安全確保に十分気をつけてもらいたい.

