報告者
総合情報学研究科 3年次 富田貴子
渡航先
中国 北京(中国人民大学)
研究活動期間
2025年8月25日 ~  2025年8月28日

目的・概要


 日本の免許所有者を対象にライドシェアドライバーに関する選好分析を行った。その分析結果を北京開催されたAAERE 2025 (The 14th Congress of the Asian Association of Environmental and Resource Economics)でポスター発表した。

 2日間を通してアジアの様々な国からの参加者が発表を行い、交流を深めた。ポスター発表ではたくさんの人が質問に訪れてくれ、自分の研究の魅力と修正点がより明確になった。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 北京は日本よりも湿度が低く、人口は多いが土地が広いのであまり人が密集せず暑くなかったので過ごしやすかった。ライドシェアも多く、通勤時間は車移動の需要が多くて渋滞するので、地下鉄を使っている人も多いと聞いた。ごはんとお菓子がおいしかった。

 2日間の口頭発表セッションやポスターセッションを通して、参加していた先生方やたくさんの博士課程の学生さんたちと話す機会があり、研究結果や分析方法に対して様々なフィードバックをもらうことができた。研究内容が近い人たちばかりではなかったし、母語でない英語で説明するのが難しかったが、「考動力」・「革新力」人材育成プロジェクトの講座で経験した、分かりやすく簡潔に研究を紹介するスキルがとても役に立った。今回の学会参加は、今後の研究に生かせる貴重な経験になった。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 国内の学会では、あまり会うことのできない研究者や同世代の学生とたくさん意見交換し、交流を持てるとてもよい機会だと思う。