報告者
文学研究科 3年次 李逸飛
渡航先
韓国・釜山・国立釜慶大学校(大淵キャンパス)
研究活動期間
2025年6月27日 ~  2025年6月30日

目的・概要


 韓国の国立釜慶大学校(大淵キャンパス)で行われた「日韓次世代学術フォーラム第22回国際学術大会」(2025年6月28日~2025年6月29日開催)に参加しました。日本文学・東アジア文化交渉に関わる多くの研究発表を聞き、当地の若手研究者との交流活動を行いました。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 韓国には日本研究(文系)の若手研究者が多いと感じました。私の専門分野(日本文学研究)で言うと、韓国の研究者は、特定の文学作品研究に取り組む研究者が少なく、代わりに宗教・思想・文化交渉の方向で日本研究を進める方が多いらしいです。やはり海外の日本文学研究は国によって異なる「性格」を持ち、「本場」の日本における研究方法とかなり違うと感じました。  

 海外の研究動向を把握し、外国の研究者たちの発表を聞くことは、非常に有意義な勉強になります。視野を広げるとともに、今後の研究における新たな方向性を得たと感じました。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 国際学会の参加は貴重な経験であり、ただ研究成果を発表・聴講する場所だけではなく、海外の研究者たちと交流の場でもあります。機会があれば、ぜひ積極的にコミュニケーションをとってください。