
報告者 |
東アジア文化研究科 3年次 王天恵 |
渡航先 |
中国・杭州(浙江工商大学) |
研究活動期間 |
2025年5月9日 ~ 2025年5月12日 |
目的・概要
本渡航の目的は、国際学会において自身の研究を発表し、同分野の研究者との意見交換を行うことでした。学会期間中、「丁福保的医学訳詞与博医会的互動 ——以《解剖学生理学訳名異同表》為中心(丁福保の医学訳語と博医会の相互作用——『解剖学生理学訳名異同表』を中心に)」というタイトルで口頭発表を行いました。また、各国から参加した、異文化・国際間の科学史および翻訳研究に携わる研究者と活発な議論を交わしました。
現地の様子や渡航を通じて感じたこと
当学会は三百人以上の参加者を集める大規模な国際会議であり、世界各地の研究者と直接交流する貴重な機会となりました。現地では、以前の学会で出会った研究者とも再会することができ、学術的なネットワークをより一層広げることができました。多様な視点に触れることで、自身の研究を再考するきっかけにもなり、大変有意義な経験となりました。
今後、海外で研究活動をする関大生へ一言
グローバル化が進む現代においても、各地域の学術的状況や研究動向には大きな違いがあります。海外での学会参加や研究交流は、異なる学術文化に触れ、自身の視野を広げる良い機会です。積極的に他国の研究者と対話を重ね、多様な学術環境を理解することで、より豊かな研究活動が可能になるのでしょう。

