報告者
外国語教育学研究科 3年次 徐単
渡航先
台湾(東呉大学)
研究活動期間
2025年3月6日 ~  2025年3月8日

目的・概要


 私は外国語教育学研究科に所属し、コミュニケーションのための日本語教育文法について研究しています。今回の国際研究活動の目的は以下の通りです。

・研究分野の近い東呉大学大学院生との相互の研究内容紹介(口頭発表)
・日本語教育をはじめ、日本語学、日本文学などに関するディスカッション
・研究科の見学

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 私は、日本語教育学や対照言語学に力を入れ、日本語教師の育成にも注力している東呉大学日本語文学科を訪問しました。台湾で最も長い歴史を持つ日本語学科の一つである東呉大学日本語文学科では、日本語学習環境の充実度、学生の日本語学習意欲の高さ、日本語でのコミュニケーションの機会の多さが特に印象的でした。今回の訪問交流を通じて、日本語教育や日本語研究に関して、東呉大学の先生方や院生の皆様から貴重なご指摘をいただき、大変勉強になりました。また、「AI時代の大学語学教師の養成」「大学における文学教育の意義」についても、先生方や院生の皆様と活発な意見交換ができ、非常に貴重な交流の機会となりました。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 研究を通じて得た知見と、実際に現地で体験したことの両方が大切だと思います。これらは互いに影響を与え合い、新たな視点をもたらしてくれます。皆さんもぜひ積極的に海外での研究活動に挑戦してみてください。