
報告者 |
理工学研究科 1年次 豊岡祥太 |
渡航先 |
ベルギー(ルーベン大学・ブリュッセル自由大学) |
研究活動期間 |
2025年2月25日 ~ 2025年3月2日 |
目的・概要
関西大学大学院「考動力」・「革新力」人材育成プロジェクトの「海外協定大学等との研究交流」プログラムに参加するため,ルーベン大学,ブリュッセル自由大学に訪問しました. また,自分と同じ研究分野を専門とするルーベン大学のThe KU Leuven Audio Engineering Labに訪問し,研究に関するディスカッションを行いました.
現地の様子や渡航を通じて感じたこと
本プログラムには私を含めて学生3名が参加し,複数の先生方や職員の方々にもご同行いただいたため,安心してプログラムに取り組むことができました.プログラムを通じて,普段お会いできないような方々のお話やご講演を伺う機会があり,大変有意義な時間を過ごすことができました.特に海外で活躍されている政府関係者の方々が,私たち学生に対してどのように期待しているか,また現状の研究に関する複数のプログラムについてご紹介いただくなど,大変貴重な経験となりました.
さらにルーヴェン大学では,音響工学を専門とする研究室を訪問し,現地の博士後期課程の方々と研究に関するディスカッションを行いました.皆様の研究テーマや最新の成果などを共有していただき,関連するトピックについて活発に意見交換を行っています.自分の研究分野と深く関わる内容であり,その研究レベルの高さに大いに刺激を受けました.彼らに負けないよう,自身の研究をさらに進めるとともに,成果を適切に発信していくことの重要性を改めて実感しました.
今後、海外で研究活動をする関大生へ一言
私は英語が流暢とは言えず,海外の研究者が話す内容をすべて理解できたわけではありませんでしたが,それでも皆さん非常に親切に説明していただきました.国際会議など,自分の研究分野が近い方々と出会える場を活用して,海外の研究者と積極的に意見交換を行ってみると,新たな視点や研究の発展につながるヒントが得られると思います.

