
報告者 |
外国語教育学研究科 2年次 中西洋平 |
渡航先 |
シンガポール(59th RELC International Conference) |
研究活動期間 |
2025年3月16日 ~ 2025年3月20日 |
目的・概要
シンガポールで開催された59th RELC International Conferenceに参加し、博士後期課程の研究成果を発表させて頂きました。また、本国際学会の「Learning and Teaching English in Multilingual and Multicultural Contexts」というテーマを基に、世界中の異なる教育・文化的背景における英語教育の実践や研究について学ばせていただきました。
現地の様子や渡航を通じて感じたこと
私はこれまで、心理学や教育学を基にした外国語学習についての研究を進めてきました。そうした学びを土台に、本学会に参加することを通して、社会学や経済学といった新たな視点から、「外国語を学ぶこと」について、深く考察し、視野を広げることができました。こうした学びや気づきは、現地の雰囲気を肌で感じ、学会で出会った多くの研究者との学術的な議論、時には、コーヒーを片手に交わした何気ない雑談を通して、一層深まったように思います。「『外国語を学ぶこと』について多様な視点から勉強したい!」、博士後期課程に入学したころに思い描いたそんな想いをさらに高めてくれる貴重な経験となりました。
今後、海外で研究活動をする関大生へ一言
テクノロジーの発展により、現在はオンラインでも海外の方々と交流できる機会が数多くあります。こうしたテクノロジーの恩恵を受けつつも、実際に現地に足を運び、その雰囲気を五感で「実感」することの大切さを私自身改めて感じました。皆さんもぜひ、海外へ実際に赴き、現地の様子を肌で感じながら、「実感」を通じて得られる学びに触れてみてください。

