報告者
文学研究科 3年次 李逸飛
渡航先
中国 上海(上海外国語大学)
研究活動期間
2024年10月24日 ~  2024年10月28日

目的・概要


 中国・上海外国語大学で行われた「第19回中国日本文学研究会全国大会・国際シンポジウム」(2024年10月25日~2024年10月27日開催)で研究発表するために参加しました。シンポジウムで三島由紀夫の長編小説「夏子の冒険」の研究成果を口頭発表し、ほかの参加者の研究発表と日本文学研究に関わる研究者たちの講演を聴講しました。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 中国における日本文学研究に関わるいちばん規模の大きい学会のため、大学の先生と研究者が多く参加していました。発表者もほとんど各大学の教授でした。ベテラン研究者の発表をたくさん聞き、とても勉強になり、いい刺激を受けました。また、自分の研究発表は、予想以上に反響がよく、あこがれの先生に非常に褒められて嬉しかったです。おかげで自信をさらにつけ、自分の研究生活の意義と達成感を実感しました。それを機に四人の先生と連絡先を交換でき、今後は更なる交流が期待されます。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 国際学会の価値は、研究発表だけではなく、海外の研究者と交流できることだと思います。視野を広げることは、研究活動にとっていちばん重要だと言っても過言ではありません。そのため、海外学会に参加する機会があれば、ぜひその機会を逃さないでください。