報告者
東アジア文化研究科 1年次 王天恵
渡航先
中国 西安(西安外国語大学)
研究活動期間
2023年6月10日 ~  2023年7月4日

目的・概要


 西安で行われる「香港中文大学翻訳研究センター」主催の「翻訳学セミナー」に参加する。

 このセミナーで、若手翻訳研究者たちと交流し、University of California at Los AngelesのTheodore Huters教授、台湾中研院近代史研究所の黄克武教授、関西大学外国語学部の沈国威教授、香港中文大学翻訳学部/翻訳研究センターの王宏志教授、復旦大学歴史学部の鄒振環教授から翻訳学の研究方法を学び、視野を広げ、さらに研究力を高めたい。

現地の様子や渡航を通じて感じたこと


 このセミナーでは非常に大きな収穫があり、翻訳史学界の著名な学者から多くの知識を学ぶことができただけでなく、同世代の若い学者たちとも友人となり、互いに多くの研究経験を交流することができた。

 そして連絡先を交換したので、私たちは会議が終わった後も連絡を取り合っている。お互いに研究の手伝いをする。

今後、海外で研究活動をする関大生へ一言


 

 このセミナーは、同じ内容を研究している若い学者同士のつながりを作るだけでなく、異なる内容を研究している若い学者同士が異なる視点を交流することにもつながっている。多くの学会では提供できない機会である。

 ですから、分野や地域を超えた方向性を研究している若い研究者は、機会があれば可能な限りこのセミナーに参加したほうがいいと思う。

 一方、皆さんは出張の際に体が疲れているので、病気になりやすいし、一旦病気になったらなかなか治らない。病気の予防には十分注意しなければならない。