関西大学 物理・応用物理学科 流体物理研究室

FluidPhys Lab., Dept of pure and applied phys., Kansai Univ.

学会報告

日本物理学会 第78回年次大会

2023/9/16-19 東北大学で開催された日本物理学会 第78回年次大会に参加しました。院生の吉川和希君と学部生の荒井一心君が登壇しました。特別講演で予備ノリたくみさんの講演もありました。発表後は仙台の夜の街に出かけ牛タンを堪能しました。会期終了後に夕方の飛行機まで時間があったので、山形方面にJRで足を延ばし山寺(立石寺)を参詣しました。芭蕉も訪れ「閑(しづか)さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句を詠んだとされています。暑かったですが蝉はいませんでした。高校物理では硬い岩盤では音は”反射”すると習いますが、媒質である空気分子の振動は石の中にも伝わり、振動の運動エネルギーのごくほんの一部は岩の内部にもしみ入り(吸収され)、測定が不可能なくらいごくほんのわずか岩の温度が上昇するはず…。

関西大学 システム理工学部 物理・応用物理学科 流体物理研究室の公式ホームページです。 空気や水など自由に変形できる物質を総称して流体と言います。我々の研究室では、流体の運動にまつわる様々な不思議を対象に、科学の知識や数学・物理の力を総動員し、さらに実験や計算機を駆使して「流れ」を解析し、現象の本質や原理を理論的に解明することを目指しています。