民国期上海の映画興行王・何挺然による映画館会社「亜洲影院公司」が発行していた印刷メディア『亜洲影訊』について取りあげました。映画関連印刷メディアとしての『亜洲影訊』の形態と内容、双方の特徴を明らかにしたうえで、上海で発行されていた映画館プログラム(電影説明書)が果たした役割についても議論しました。
20世紀前半の中国で発行されていた映画館プログラム(電影説明書)を学術研究のために活用する方法についても検討しています。
掲載誌『関西大学文学論集』第74巻第1-2号(2024年9月)https://doi.org/10.32286/0002001919
