山崎(屋敷)思乃 准教授

やまさき-やしき しの

YAMASAKI-YASHIKI Shino

関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科

略歴

富山県出身
1999年:大阪大学 基礎工学部 化学応用科学科 飛び級のため中退
2001年:大阪大学大学院 基礎工学研究科 化学系専攻 博士前期課程修了
2004年:大阪大学大学院 基礎工学研究科 化学系専攻 博士後期課程単位修得退学
2004年:富山県射水市立新湊西部中学校 教諭(理科)
2006年:博士(工学)(大阪大学)
2007年:(財)富山県新世紀産業機構 博士研究員(富山県立大学に派遣)
2008年:出産・育児のため中断
2009年:富山県立大学 生物工学研究センター 博士研究員
2010年:富山県薬事研究所 研究員
2014年:関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 助教 
2018年:関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 准教授 現在に至る

専門分野

生物化学工学、酵素工学

主要研究テーマ

ペントース発酵微生物を用いた固体連続併行複発酵によるエタノール生産の効率化
固体発酵における微生物挙動の解析ツールの開発
免疫応答を指標とした食品廃棄物の有用性評価
免疫賦活作用を有するプロバイオティクスの探索と作用機序の解明

研究経歴

大学院では、動物細胞培養における培養面修飾による細胞挙動の制御(修士)、移植用軟骨組織培養のための培養プロセスの開発と組織内細胞増殖様式の予測ツールの開発(博士)に関する研究を行った。酵素を用いた血中アミノ酸定量法の開発(富山県新世紀産業機構)やペントース発酵糸状菌の代謝経路の解析(富山県立大学)など酵素に関する研究、粘膜免疫における抗体産生に関する研究(富山県薬事研究所)を経て、現在に至る。

主な学会活動

日本生物工学会、日本農芸化学会、化学工学会、日本乳酸菌学会

受 賞

化学工学会 化学工学論文集優秀論文賞(2005年)