12月20日(土)に、考古学研究室12月例会を開催しました。例会では、海邉博史氏(堺市博物館)による「石造物からみた中世社会ー一石五輪塔を中心にー」、藤原学氏(前 吹田市博物館学芸員、前 大阪学院大学教授)による「窯跡からみた須恵器研究-千里古窯跡群研究の半世紀-」と題する発表がありました。例会には、35名の卒業生や学生が参加しました。
海邉氏からは、卒業後これまで取り組まれてきた石造物研究についての報告がなされました。学部生向けに石造物にかんする概要説明ののち、今回はとくに和泉砂岩製石造物を取り上げて、編年研究や地域間交流にかんする研究などが報告されました。藤原学氏からは、学部生の頃の末永雅雄先生との思い出も交えながら、窯跡の研究を始めたときの話、その後半世紀にわたる千里古窯跡群の研究について報告されました。各時期の窯跡の調査内容を、多くの写真を使って説明がなされました。一つのテーマを突き詰めていくことの重要性を学ぶことができました。
例会終了後は場所を移動して、千里山駅前の「音羽鮨」で懇親会を開催しました。参加者は32名で、研究発表につづいて盛会となりました。今回はお座敷での懇親会となり、普段とは少し違った雰囲気でした。生ビールサーバーも設置され、盛り上がっていました。学生たちは卒業生からの話も聞けて、耳学問ができたようでした。ありがとうございました。