【第13回研究会】計測データをもとに、デジタルツインの「共同注視」を実施

2025年3月25日、31日にうめだ南海トラフ研究プロジェクトでは、先日計測を行った都市データをもとに、デジタルツインとして再現・可視化したモデルを関係者で確認しながら、今後の可能性について考えるワークショップを二度にわたり実施しました。

■ デジタルツインを「みんなで見る」初の試み

今回のワークショップでは、関西大学と協力企業によって整備が進められているデジタルツインデータの一部を、関係者の皆さまとともに実際に確認。「どのような発見があるか」「どんな応用が考えられるか」といった観点から、自由な発想で意見を書き出し、それをグループ内で共有しました。

各人がデータから感じ取ったことをもとに、さらに「新しく思いついたこと」「将来的にチャレンジしたいこと」も挙げていただき、デジタルツインの社会実装に向けた第一歩として、有意義な対話が生まれました。

■ 今回のワークで得た気づき

なお、今回参加者からいただいたコメントの詳細については、非公開の内容が多く含まれるため、本記事では触れません。ただし、今回の最大の成果は、実測に基づくデジタルツインを「関係者が共に見て、考える」という共同注視の体験を初めて共有できたことにあります。

このプロセスは、今後の都市づくりや防災設計において、さまざまな立場の人々が共通認識を持ち、連携を進めていくうえで重要な基盤となると私たちは考えています。

■ 今後の展望

今回共有したデータは、あくまで整備中の一部エリアに限られたものであり、今後はエリアの拡大や機能の深化を目指していきます。
より多くのステークホルダーと共に、都市の見えない課題を「見える化」し、災害に強く、しなやかな都市の実現に向けて取り組みを進めてまいります。

うめだ南海トラフ研究プロジェクトは、ビジョンの達成に向けて、「防災儲かりまっ化」への挑戦をこれからも続けていきます。