研究室の概要
様々な分野で生じる副産物に対して、有価物回収、付加価値化、無害化、有害物除去を目的とする処理プロセスの開発を試みています。化学工学、分離工学、無機合成の考え方を環境浄化や資源リサイクル、機能性材料の創製に適用し、副産物を有価物に変換したり、有効利用するための技術開発を行っています。
鉄鋼スラグや石炭飛灰をはじめ、アルミドロス、鉱滓、石膏などを研究対象としています。これらを出発原料に用いて、ゼオライト様物質やハイドロタルサイト様化合物と呼ばれる機能性無機材料、いわば「人工鉱物」を創製する研究を行っています。
最近、湿式法および乾式法による機能性粉体材料の創製、貴金属リサイクルを目指した吸着剤や回収プロセスの開発を検討しています。特に、ラダー型環状有機オリゴマーに分類されるノーリアを用いて、水溶液中の金イオンや銀イオンを選択的に還元回収するための処理プロセスの開発に注力しています。

鉄鋼スラグからの陰イオン交換体の合成

ラダー型環状有機オリゴマー(ノーリア)による金の回収
関連学会および共同研究
化学工学会、環境資源工学会、資源・素材学会などで、得られた研究成果を発表しています。学内・学外を問わず、共同研究や交流を積極的に推進しています。研究成果の実用化を目指して、企業との共同研究やディスカッションを行っています。研究活動を通じた他学部、他大学、企業、研究所、OB、OGとの幅広い交流を推進しています。




研究室活動を通じた教育(学生向け)
研究指導と研究室活動について
院生・学部生を問わず、各々一つの研究テーマを設定しています。教員と学生間でコミュニケーションを取りながら、学生自身で考えて研究を進めていけるように指導を行っています。「フリートーク」と称する時間を設定し、教員と相談・議論する時間を割いています。関連学会や国際会議で発表したり、共同研究先に報告する機会を与えています。
学外の研究者や技術者、他学科や他大学の先生方との交流の場を設けています。様々な行事の中で教員と接する機会が多くあります。研究室活動を通じて、技術者・研究者の卵として成長するための環境作りを心掛けています。いつでも希望者には、いつでも研究説明や研究室見学を行います。まずは、村山までメール連絡してください(連絡先)。
国際会議での発表(口頭発表・ポスター発表)




様々な研究発表会の様子




外部講師を招いた特別勉強会




研究室メンバーでの懇親会




メンバー有志によるレクリエーション

