関西大学西洋中世史研究会/西洋近現代史研究会
西洋中世史研究会は、富澤霊岸先生の在職中より活動を開始し、後任の朝治啓三先生へ引き継がれた課外の自主ゼミです。教員・大学院生・学部生・卒業生の立場を越えた研究交流の場として、おもに西洋中世史に関する文庫本や新書を輪読してきました。朝治先生の退職後も会員の熱意により活動を継続しています。現在は森本が運営を引き継いでいますが、森本の専門分野が西洋近現代史のため、過去に活動していた同趣旨の自主ゼミ「西洋近現代史研究会」の名称も併記して運営しています。
これまでと同様に、研究会ではテキストの輪読を中心に活動していますが、テキストを持っていない人も、試みに参加してみて下さい。参加者の学部、専修、学年は問いません。
活動日時:学期中の毎週or隔週金曜日 18:00~19:30
→2024年度春学期の6-7月は6/14, 6/21,6/28, 7/5, 7/12に開催予定
テキストは下記のとおりです。新たに参加を希望する人は森本までご連絡ください。
会場:歴史学・地理学系合同研究室(法文研究室棟2号棟4階)
テキスト
松本佐保『バチカン近現代史——ローマ教皇たちの「近代」との格闘』(中公新書、2013年)
過去に読んだテキスト
- 佐藤猛『百年戦争——中世ヨーロッパ最後の戦い』(中公新書、2020年)
- 松戸清裕『ソ連史』(ちくま新書、2011年)
- ジェームス・M・バーダマン(森本豊富訳)『アメリカ黒人史——奴隷制からBLMまで』(ちくま新書、2020年)
- 杉本淑彦『ナポレオン——最後の専制君主、最初の近代政治家』(岩波新書、2018年)
- E. H. カー (清水幾太郎訳)『歴史とは何か』(岩波新書、1962年)
- 北村暁夫『イタリア史10講』(岩波新書、2019年)
- 佐藤彰一『宣教のヨーロッパ——大航海時代のイエズス会と托鉢修道会』(中公新書、2018年)
この研究会についての問い合わせは、森本までお願いします。