
出版物
Publication
『関西大学文化財保存修復研究拠点』
ニューズレター第5号
2013年3月4日

『Semawy Menu』 第4号
2013年3月4日
本号は2012年度に当拠点が行った夏季エジプト調査を中心として、エジプトにとどまらず、文化財についての幅広い研究活動・成果を掲載しています。
[ 目次 ]
- 地盤班
西形達明、伊藤淳志 「劣化したイドゥートの地下埋葬室母岩の安定性と修復対策」 - 保存修復班
アフメド・シュエイブ、アーデル・アカリシュ、エヴァ・ロズネルスカ、吹田浩 「The State of Conservation for the Wall Paintings of Idout Tomb: Problems and Solutions」
アフメド・シュエイブ、アーデル・アカリシュ、マイサ・マンスール、吹田浩、土戸哲明 「Studies on the Monumental Stone Blocks of Behbeit el-Hagar Temple, Middle Delta, Egypt」
沢田正昭 「古代壁画の保存環境をつくる ―古代壁画の保存環境と修理―」
西浦忠輝、海老澤孝雄、伊藤淳志、藤田晴啓、沢田正昭、フェルナンド・アステーテ、カルロス・カノー 「ペルー、マチュピチュ遺跡の保存修復〔Ⅱ〕 ―「太陽の神殿」の保存修復に関する調査と試験施工―」
陳港泉、于宗仁 「Analysis for Blister and Soluble Salts in the Plaster of Mural in Cave 351 of the Mogao Grottoes」
アーデル・アカリシュ、アフメド・シュエイブ、A・ナゲフ、D・デサンディエ 「Mechanism and Forms of Deterioration Recorded from the Granitic Monumental Objects of Alexandria Lighthouse, Alexandria, Egypt」 - 文化・都市班
岡絵理子 「臨遺跡集落・サッカラ村の生活と空間構造(その4) ―「古い村」(カルヤ型集落)としてのサッカラ村の現状―」
中澤務 「歴史記述とパラダイム ―『黒いアテナ』論争をめぐって―」
森貴史 「プトレマイオス1世による都市アレクサンドリアの文化政策―〈図書館〉とセラピス神をめぐって―」
吹田真里子、吹田浩 「エジプト、サッカラのイドゥートの埋葬室の「供物リスト」復元の試み」
岡絵理子、福本優、鳴瀬加奈子、今井沙代 「臨遺跡集落・サッカラ村の生活と空間構造(その3) ―市街地の景観の特徴と住まいからの考察― [英語版、アラビア語版]」
中澤務 「アーサー・エヴァンズ卿とクノッソス宮殿 ―古代遺跡とそのイメージ形成をめぐる考察― [アラビア語版]」
カマル・ガバラ 「Situation of Egyptian Government and Monuments after the Revolution, 2011」 - 技術開発班
廣池晋治、坂元仁、久米田裕子、高鳥浩介、アフメド・シュエイブ、吹田真里子、吹田浩、土戸哲明 「寒天平板および彩色石片上でのカビの発育に対するn-アルカノールの阻害効果」
高鳥浩介、土戸哲明、久米田裕子 「文化財とカビによるバイオフィルム」
山田陽香、浅井重博、久富広隆、アフメド・シュエイブ、川崎英也、吹田浩、荒川隆一 「ガスクロマトグラフ質量分析によるエジプト壁画中の有機化合物の分析」
中村吉伸、福田知由、山村和広、藤井秀司 「シリカ粒子と反応したシラン重縮合体の硬度におよぼすシラン分子のアルコキシ基の数と有機官能基の影響」
河原一樹、中沢隆、川崎英也、アフメド・シュエイブ、アーデル・アカリシュ、吹田浩、荒川隆一 「エジプト壁画中に残存する膠のコラーゲンの質量分析法による同定」
安室喜弘、伊藤大地、西形達明、吹田浩 「異種計測技術の統合によるイドゥートのマスタバの三次元形状計測」 - 2012年度国際シンポジウム
「世界の壁画修復の最前線」 プログラム、ポスター解説(2012年度11月11日開催)

『ビールを〈読む〉:ドイツの文化史と都市史のはざまで』他
2012年
森貴史氏(文化・都市班)は、2012年3月にペトルス・カンパー著、『カンパーの顔面角理論』の翻訳・解説(関西大学出版部)を、また同年12月に『ビールを〈読む〉:ドイツの文化史と都市史のはざまで』(共著、法政大学出版局)、2013年2月には、ミヒャエル・ニーダーマイヤー著、『エロスの庭―愛の園の文化史』、(共訳、三元社)を出版しました。
そして、2013年3月には『現代ドイツを知るための62章』(共同執筆、明石書店)が出版予定です。

Badanie Techniki, Technologii i Stanu Zachowania Malowideł Ściennych Wybranych Artystów Młodej Polski na Terenie Wielkopolski
2010年
エヴァ・ロズネルスカ氏(保存修復班)が2010年に、
Badanie Techniki, Technologii i Stanu Zachowania Malowideł Ściennych Wybranych Artystów Młodej Polski na Terenie Wielkopolskiを出版しました。
ポーランドにおける中世の壁画の保存状況と、その修復技術に関する研究成果をまとめたものとなっています。

『関西大学文化財保存修復研究拠点』
ニューズレター第4号
2012年3月8日

『Semawy Menu』 第3号
2012年3月8日
本号は2011年度に当拠点が行った夏季エジプト調査を中心として、エジプトにとどまらず、文化財についての幅広い研究活動・成果を掲載しています。
[ 目次 ]
- 地盤班
伊藤淳志、西形達明 「イドゥートの地下埋葬室天井の補強工事」 - 保存修復班
西浦忠輝、藤田晴啓、フェルナンド・アステーテ、カルロス・カノー 「ペルー、マチュピチュ遺跡の保存修復〔I〕 ―遺構の劣化と保存に関する現地調査―」 - 文化・都市班
中澤務 「水晶宮の中のエジプト ―19世紀イギリスにおけるエジプトイメージの形成―」
森貴史 「古代エジプトのキリスト教伝道者たち ―コプト教の聖人をめぐって―」
岡絵理子、福本優、鳴瀬加奈子、今井沙代 「臨遺跡集落・サッカラ村の生活と空間構造(その3) ―市街地の景観の特徴と住まいからの考察―」
吹田浩 「ウニス王のピラミッド・テキスト(3) ―第72番~第96番―」
吹田真里子 「古代エジプトの物語の中にみる女性像」 - 技術開発班
中村吉伸、福田知由、上田直幸、藤井秀司 「文化財保存用の接着剤およびコーティング剤の特性比較」
岡本光由、坂元仁、久米田裕子、高鳥浩介、土戸哲明 「壁画のカビ汚染防止へのn-アルカノール適用の可能性 ―寒天ゲルでの抗カビ特性―」
高鳥浩介、土戸哲明、久米田裕子 「文化財施設でのカビ調査法と解析」

Klassifizierung der Welt: Georg Forsters ” Reise um die Welt “
2011年4月
森貴史氏(文化・都市班)が2011年4月にベルリン-フンボルト大学での学位論文
Klassifizierung der Welt: Georg Forsters ” Reise um die Welt “を出版しました。
アマゾンにて購入いただけます。

『関西大学文化財保存修復研究拠点』
ニューズレター第3号
2011年3月8日
[ 目次 ]
- エジプト調査2010年度
- 研究活動
- 2010年度国際研究集会の開催
- 関西大学のあゆみ
- その他の活動
- エジプト事情
- キャンパスマップ・表紙写真について

『Semawy Menu』 第2号
2011年3月8日
本号は2010年11月13日に当拠点が開催した国際研究集会における発表(ポスター発表を含む)を手直ししたものが中心となっています。

『関西大学文化財保存修復研究拠点』
ニューズレター第2号
2010年3月8日
[ 目次 ]
- エジプト調査2008年度
- エジプト調査2009年度
- 研究活動
- 第一回国際シンポジウムの開催
- その他の活動
- キャンパスマップ・表紙写真について

『Semawy Menu』 第1号
2010年3月8日
本号は2009年11月21~22日に当拠点が開催した第一回国際シンポジウムにおいて拠点研究員が発表したものを手直ししたものが中心となっています。

『中期エジプト語基礎文典 増補新装版』
2009年6月29日
吹田浩氏(文化・都市班)が、『中期エジプト語基礎文典 増補新装版』(ブイツーソリューション、税込2,310円)を出版しました。
古代エジプト語の基本的な文法書として、エジプト文化の研究に役立つことになります。また、古代エジプト語に関心ある多くの方にも役立つ文法書になっています。
お近くの書店、あるいは、アマゾンにて購入いただけます。

『関西大学文化財保存修復研究拠点』
ニューズレター第1号
2009年3月17日
[ 目次 ]
- 拠点長ご挨拶
- プロジェクトの経緯
- イドゥートの紹介
- 研究活動
- 研究者紹介
- キャンパスマップ・表紙写真について
