メソゲン骨格を有する四官能性エポキシ(特許第6128548号)に関して日本材料技研とのライセンス契約を締結

当研究室にて開発された、ペンタエリスリトール型の四官能性エポキシは、分子内に剛直なメソゲン骨格を有しており、その硬化物は高強度かつ高耐熱性を示します。特に耐熱性においては、明確なガラス転移温度(Tg)が観察されない「Tg レス材料」であることが特徴です。また他のエポキシ材料に比べて、線熱膨張率 (CTE)が低く、熱伝導率が高いことから、熱マネジメントが重要な課題となっている電子材料分野、特にパワー半導体分野において有用な材料になることが期待できます。

日本材料技研株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 浦田 興優、以下「当社」)は、このたび、学校法人関西大学(以下「関西大学」)との間で、メソゲン骨格を有する四官能性エポキシ(以下「本材料」)に関するライセンス契約(以下「本契約」)を締結しました。

https://www.jmtc.co.jp

https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/pr/pressrelease_top/2025/11/post_85731.html