Visual Heritage 2018

11月11~14日にVisual Heritage 2018に参加するためにオーストリア・ウィーンに行ってきました。

日本より北に位置するため、とても寒いと考えていましたが、個人的には日本の冬より過ごしやすかったです(笑)

今回の学会は研究室からは学生一名と安室先生が参加し、ウィーンで共同研究でお世話になっている末森さんが応援に駆けつけてくれました!

初日は会場の下見という名目でウィーン市街の観光に出かけました。初めに会場であるウィーン市庁舎を向かいました。市庁舎=市役所と思っていたため、大した会場でないと思っていましたが、いざ行ってみると予想以上の大きさの建物であり、市役所というより城だと感じ、内部もレッドカーペットが敷かれたり、会場の装飾が煌びやかであり驚愕しました。

音楽の都ウィーンと言われているように、中心部のシュテファン寺院に行ってみると、日曜日のミサが行われており、合唱団による生合唱を聞くことができました。また、路上では一般の方々が手をつないで音楽に合わせて楽しく踊っていたりと日本ではまず見ることができない文化を見て、知ることができました。町全体もヨーロッパ独特の建築ということもあり、中世ヨーロッパに紛れ込んだかのようでした。

学会でのパーティも少年少女合唱団(?)の合唱やバイオリンでの国ごとの名曲の演奏など音楽に触れあう機会が度々ありました。

国際会議の方では、Visual Heritageの名の通り、VRを用いた可視化技術や文化遺産用のBIMであるHeritage-BIMの活用法についての検討、ドキュメンテーション、デジタルミュージアムといった数多くの研究が進んでおり、企業によるデモンストレーションも数多く行われており、日本よりも先に進んでいて、とても刺激を受けました。

自身の発表練習においては、日本であまり練習できなかったこともあり、発表できるかどうか不安でした。時間を見つけては自主練と安室先生・末森さんに遅くまで練習に付き合っていただき、日に日に上達しているのを感じることができました。

しかし、本番では緊張ということもあり、先走ってしまいましたが、無事に発表を終えることができました。

質疑応答では、上手く答えることができず、悔しい思いもしましたが、この悔しさをばねに英語でのコミュニケーション、専門用語の理解とリスニングに力を入れて、再戦したいと思います。

この国際会議を通して、自分が最終的に到達したい目標が見えてきたと思います。

次の目標に向かってこれから全力で進んでいきます。