当研究室は国際文化財・文化研究センター(Center for the Global Study of Cultural Heritage and Culture, CHC)が開催した国際専門家会議「サッカラの文化遺産保護に向けて-関西大学調査ミッション10年間の軌跡-」に参加させていただきました.
10年以上にわたる関西大学の活動や研究の成果について現地の専門家と共有することを目的としたこの会議で,安室教授による文化財における3次元ドキュメンテーションの利活用に関する発表があり,とても貴重な場となり,われわれの調査成果を理解いただけたと考えています.
エジプト人,日本人の専門家をはじめとして,80名を超える方々が参加し,様々な意見交換が行われていたことが印象的です.
今回残念ながらCHCのセンター長である吹田教授のご体調が優れず参加はされていませんでしたが,サッカラ遺跡近くで現地の方に我々の仕事の内容を知っていただけたことは大きな価値があると思います.
今後我々はこの経験をもとに,さらに3次元ドキュメンテーションの在り方について考えていく必要があります.今後に期待していてください!
廣瀬 詢