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2010


産学官連携推進大会2011 in 大阪

平成23年 (2011年) 2月


2011年2月22日(火)に大阪国際会議場にて産学官連携推進大会2011 in 大阪が開催されました。
技術移転PJ・知財・シーズ発表において、以下の発表をおこないました。

川﨑英也
「エジプト壁画に用いられた顔料及び接着剤成分の検出」
西形達明
「サッカラ遺跡地下埋葬室の岩盤劣化調査とその修復」
安室喜弘
「サッカラ遺跡全域の3次元画像計測」

※安室喜弘氏の発表は科学研究費によるものですが、今年度サッカラのイドゥートで調査したものです。


2010年度 国際研究集会
CASE STUDIES IN THE CONSERVATION OF WALL PAINTINGS

平成22年 (2010年) 11月13日


2010年11月13日(土)、関西大学にて国際研究集会を開催しました。
エジプトの壁画修復の事例を中心にしながら、日本、ポーランド、中国の壁画修復の事例、その哲学などを紹介しました。
また、この研究集会では、8本の口頭発表、9本のポスター展示、1点の展示をおこないました。

研究集会の詳細は、こちらをご覧ください。


高松塚古墳壁画の訪問

平成22年 (2010年) 11月


国際研究集会の開催に関連して、アフメド・シュエイブ氏(保存修復班)、アーデル・アカリシュ氏(保存修復班)、ヴワディスラフ・ザレウスキー氏(保存修復班)、エヴァ・ロズネルスカ氏(保存修復班)、サブリ・ファラグ氏(サッカラ遺跡管理官)、ムスタファ・アブデル・ファッターハ氏(サッカラ遺跡管理官)、吹田浩氏(文化・都市班)、中村吉伸氏(技術開発班)、荒川隆一氏(技術開発班)が高松塚古墳壁画の修復現場を訪問しました。

この訪問は、エジプト、ポーランド、日本の多国籍からなる当研究拠点のメンバーが、日本の技術を軸にして修復の共通イメージを持つことに非常に役立ちました。


関西大学先端科学技術推進機構合同研究部門別発表会

平成22年 (2010年) 11月


2010年11月5日(金)に、関西大学先端科学技術推進機構合同部門別発表会にて、当拠点のメンバーがテーマセッション「エジプトの文化財の調査と研究」で発表を行いました。発表タイトルは以下のとおりです。

吹田浩
「サッカラ遺跡の調査研究とその特色」
森貴史
「古代オリエントの自然信仰と古代ギリシアの学問体系」
岡絵理子
「臨遺跡集落・サッカラ村の生活と空間構造」
西形達明
「サッカラ遺跡地下埋葬室の岩盤劣化調査とその修復」


日本文化財科学会大会を開催

平成22年 (2010年) 6月


2010年6月26・27(土・日)の二日間にかけて、当文化財保存修復研究拠点を中心にして、関西大学にて日本文化財科学会第27回大会を開催しました。今大会では439名の参加があり、盛会に終わりました。

日本の文化財の専門家が文化財一般、保存科学、古環境、産地、材質・技法、年代測定、探査の部門とポスター展示で、それぞれの研究成果の発表をおこないました。

日本文化財科学会は、文化財に関する自然科学・人文科学両分野の学際的研究の発達および普及を図ることを目的としています。当拠点はこの学会の開催を通して、研究者を結び付ける重要な役割を果たすことができました。