木造構造実習

 非常勤講師の田口先生と一緒に担当しています。履修者は伝統的木造建築の大工仕事や左官仕事を実際に体験します。継手や土壁の試験体を各自で制作し、作成した試験体の載荷実験を行いその力学特性を考察します。継手や土壁の制作においては、どのような建築構造上の工夫がされているか、施工上どのような留意点があるかを実作業を通して学び、載荷実験においては伝統的構法で作られた部材が力学上どのような長所・短所を持ち、伝統構法を継承したり、現代建築に応用する上でどのような課題や可能性があるかを考えてもらいます。