建築構造学研究室

 桝井健先生と一緒に建築構造学研究室を運営しています。
 建築構造学研究室では、我が国の伝統的木造建築の技術や、自然災害による建築被害の膨大な経験を、建築構造学的な視点から考察し、その知見を歴史的建造物のレトロフィットに活かし、さらには現代建築へ応用し新たな耐震・耐風構造を開発することに取り組んでいます。
 研究室のメンバーは、上記の取組みを進めるために、実物建物の調査や振動観測、模型の載荷実験や振動実験、理論に基づく構造計算やシミュレーションなど、様々な方法によって考察を進めるとともに、歴史的建造物の保存事業や地震対策デバイスの開発事業など、実務に関連した研究も行っています。
 研究室に配属された4年生には卒業研究に必要となる基礎知識を身に付けるための研修ゼミを行っており、木造建築を題材とした現地調査や振動観測、模型実験、構造計算などに触れて貰う機会を設けています。
 研究室は第5実験棟3階にあります。関心のある学生の方は気軽に立ち寄ってください。