2024年能登半島地震発生後、2回に渡って調査対象鐘楼の被害を調査しました。昨年度調査時には被害を受けながらも建っていた鐘楼でしたが、そのほとんどが今回の地震で倒壊していました。被害の蓄積と今回の地震の大きさによるものとみられます。
本プロジェクトで適切な復旧方法や補強方法を提案しようと考えておりましたが、間に合いませんでした。非常に残念であるとともに、災害は待ってくれないということを改めて強く認識しました。僅かながらも倒壊せずに残った鐘楼があります。研究成果を提供し、微力ながらも復旧を支援していきたいと考えております。



