磁気刺激治療のための位置決め支援システム

 

現代は痛みの治療が不可欠である.特に高齢化が進む現在,循環器系の発作や疾患のための術後などに起こる難治性疼痛は,薬物治療で奏功しない場合が多く,
糖尿病や脳卒中など原因も多岐にわたり,患者は潜在的に増加傾向にある.
外部から磁気刺激を行う経頭蓋磁気刺激は,非侵襲で除痛効果が得られ期待されている.ただし効果の持続性には限界があり,将来的には在宅での治療が望ましい.
ここでは,大阪大学 齋藤教授らとの共同研究により,ICTを活用して高度な治療を在宅で受けられるような支援システムの実現に向けて,画像計測に基づいた技術開発を進めている.

ステレオ画像計測によるシステム

単眼画像計測によるシステム