土木とは我々が生きていくための営みの一側面であり、
各地域の風景は、その営みの総体として我々の目の前に現れる、歴史的・文化的な現象です。

関西大学景観研究室は、それぞれの地域や社会に魅力的で豊かな風景が生まれ、
守り育てられていくために必要な思想、技術、政策などを提案することを目指し、
平成30年度に新設された研究室です。

景観政策や地域づくりという実践的活動を視野に入れつつ、
あえて従来の「景観工学」や「土木工学」という学問的枠組みに捉われず、
学際的な「景観学」「風景学」に資する研究活動を行っていきます。