2/23(土)滋賀県竜王町弓削地区水害履歴調査報告会

2018年10月に竜王町弓削地区で実施した水害履歴調査の報告会を行いました。

当研究室で作成した水害履歴マップ(暫定版)をお配りするとともに、
調査でわかったことを、地区住民のみなさんと共有することができました。
報告会後には、住民のみなさんからお褒めの言葉や激励を頂き、有り難い気持ちでいっぱいです。
今後の弓削地区における水害に強い地域づくりの取り組みの一助となれば幸いです。

(M1 栢原)

これまで水害に悩まされてきた弓削地区では、安全に住まうための家屋の工夫、大雨時の警戒など、
日本の多くのまちで忘れられてしまった、「水害とともにある」暮らしが今でも実践されています。
このような地区は、確かに浸水の発生頻度は高いのかもしれませんが、
しかしその備え方を知っているため、人々が命を落としてしまうような重大な被害はかなり少ないようです。
このような暮らしを、日本全国が目指していかなくてはならないのだと思います。
今後当地区で行われるであろう滋賀県の流域治水の取り組みも、今までの対策の発展形として、
行われていけば素敵だなと感じました。

今回の調査を通じて、弓削地区からは多くのことを学ばせていただきました。
当研究室では、報告会にていただいたご意見やご指摘をもとに、今後、水害履歴マップを完成させる予定です。

(林)